Hikikomori読書倶楽部

読書と子育てと私(女)のこと

子供にも読んでほしい「いのちの食べかた」

こんにちは、Chaiです。

1人で過ごす時間が大好きで、家事をする以外はずっと本を読んで過ごしたい引きこもり主婦です。

本を読む時間も好きなのですが、本を選ぶ時間も好き。

むしろ選んでる時間の方が好きだったりして。

 

遂に、Kindle Unlimited 好きなだけ読み放題に加入しました。

読みたい本が次々と出てきて時間が足りず、読みたい気持ちに実際の読書時間が追いつきません。

 

今回紹介するのは、自分で買うとしたら手に取らないであろうジャンル。でもKindle Unlimited 好きなだけ読み放題ならお試し気分で立ち読みできるので、気軽に選ぶことができました。

 
読んでみたら小学中高学年くらいの子供でも理解できるように書かれてあり(漢字にルビがふってある)、子供が大きくなったら読んでほしいなと思えるような学びのいっぱい詰まった本だったので、備忘録もかねて紹介します。
 

お肉はどこからくるの?

いつも美味しく食べているお肉はどこからくるの?

こんな疑問から本書は始まります。

お肉をスーパーで買うことなんて当たり前すぎて、買うときに何も考えないですよね。

これは思考停止状態に陥ってる状態です。

 

生きている動物を殺して食べている人間たち。それは命を食べているのです。

命を頂いているからこそ、命を無駄にしないためにも、私たちが普段食べているお肉のことを知ることが大切だと著者は言っています。

 

食肉の歴史

意外だったのは、食肉の歴史を紐解いていくと昔の日本に根付いていた差別と繋がってきます。ここでストーリーは大きく転換し、差別の始まりから食肉に関わる経緯まで歴史を辿って詳しく、小学生でも分かるように説明されています。

 

私が意外に感じということは、自分が食肉のことに関して無知だったということに他ならず、まさに思考停止状態でした。

 

差別の捉え方

 

人は人を差別する。差別したい生き物なのだ。

そんな感情が僕たちにはきっとある。僕にもある。そして君にもある。

だから差別はなくならない。

 

小学生の時、道徳の時間に差別はいけないことだと学びました。

でも大人になった今なら分かる。ダメだと頭から否定することでは解決に繋がらないのです。人間は誰しも、差別してしまう性質みたいなものが心の中にある。まずはそれがあるということを知ることから始まることがあるのです。

 

これは、決して差別を正当化していることとは違うのです。

 

最後に

 

この世界は矛盾に満ちている。矛盾なく生きることはできない。

 

この本を読んだからといって、お肉を食べるのをやめるということはできないでしょう。でも牛や豚や鶏は生きていて、私達に殺されているという現実を知ることで、何か変わるちょっとした行動があるかもしれません。

 

そしてこの世に根強く蔓延る差別も然り、この世界が矛盾に満ちているということを知っていれば、人間の不確かさや迷いに対して少しだけおおらかになれるかもしれません。

 

この本は書籍で買って、本棚に入れとこうと思います。

そしていつか、息子が手に取る日がきたらいいなと期待しておくことにします。